H30.8.3掲載
農作業中の全国ベースの事故件数は、建設業、全産業、交通事故が減少傾向で推移する中、農業は増加傾向を示しており、危険といわれる建設業の2.7倍、交通事故の5.1倍と他の産業を大幅に上回り、死亡事故のリスクが最も高くなっています。
北海道における死亡事故件数は、平成26年度以降に減少傾向を示していましたが、平成29年度は14件の事故が発生しており、前年度の12件より2件増えて増加傾向に転じています。
平成30年度は7月末現在で既に6件の事故が発生しており、前年同期の4件を2件上回って推移しています。
本年度の事故の特徴は、普段は農業に従事していない作業手伝い者や請負作業者が事故に巻き込まれていることです。
このような状況を踏まえ、当本部では、農作業中の死亡事故を防止するため、北海道、市町村、JAや関係団体と連携して注意喚起と予防行動を呼びかけています。
安全対策に当たっては、当本部並びに農林水産省ホームページに掲載されている啓発資料を活用して事故の防止に努めてください。
1. 農林水産省HP