NEW!! R5.2.27掲載
乗用草刈機等の使用に係る安全対策
北海道内において、過去10年間に乗用草刈機等を運転作業中に
8人の死亡労働災害が発生しております。
下記の安全対策を参考に事故防止の取組みをお願いします。
また、令和4年に発生した農作業事故事例も掲載しておりますの
で、農作業事故を未然に防止するため、参考にして頂ければと思い
ます。
NEW!! R3.8.31掲載
北海道における令和3年7月末の労働災害発生件数は、
前年を上回って推移しています。
〇死亡者26人(前年同期比4人増)
〇死亡者を含む休業4日以上の死傷者4,083人
(前年同期比726人増)
〇トラクターショベル、フォークリフト、トラック等運搬機械、
農耕用トラクタ、大型草刈機などによる機械の転落・接触等の
労働災害が多数発生
〇農耕用トラクタを走行させ草刈作業を行った際に、トラクタが
モアの重量を支えられずに用水路に転落し、アルバイト従業員が
死亡した事故も発生
このような状況を踏まえ、北海道労働局では、死亡労働災害を撲滅させるため、関係機関団体に対して、「死亡労働災害撲滅に向けた緊急要請」を行っています。
北海道農作業安全運動推進本部に対しても、構成会員などに対して農作業事故撲滅の周知徹底の要請がありました。
農作業は、これから秋の収穫期を迎えます。
当本部では、北海道労働局と連携するとともに、9月1日から始まる
「秋の農作業安全確認運動」と連動しながら、農作業事故を未然に防止するため、農作業安全の啓発活動や注意喚起を呼びかけます。
NEW!! R2.12.1掲載
労働安全衛生法による免許の取得
技能講習や特別教育に係る受講の推奨について
家族労働が主体の農業には、労働安全衛生法令は適用されません。
このため、家族労働が主体の農業者は、労働安全衛生法に定める安全衛生に係る特別教育(第59条)や就業制限に係る技能講習(第61条)については、受講する義務がありません。また、資格取得(法第72条)の義務もありません。
しかし、トラクタやショベルローダ、フォークリフトやクレーン等を用いて危険な業務に従事する時は、安全や健康を守るための知識や技術が必要です。
当本部では、農作業を行うに当たり、北海道労働局と連携してトラクタやショベルローダ、フォークリフトやクレーン等に係る免許の取得、技能講習や特別教育の受講について推奨しています。
トラクタ・ショベルローダ、フォークリフトやクレーン等の資格取得に当たっては、下記に記載したリンク先の資料を活用し、免許の取得、技能講習や特別教育の受講に努めてください。
なお、労働者(アルバイトも含む)を1人以上雇用する(賃金を支払う)場合は、個人も法人も労働安全衛生法が適用されますので、同法で定めている免許の取得、技能講習や特別教育の受講が必要です。
<農業・畜産業・水産業における重機等の適正な運用について(北海道労働局HP)>
https://jsite.mhlw.go.jp/hokkaido-roudoukyoku/content/contents/000746362.pdf
技能講習受講に関しては北海道労働局のホームページをご覧ください。
北海道労働局 技能講習等HP
外国人労働者の安全衛生教育について
北海道内では、外国人の雇用拡大に伴い、外国人の労働災害が増加傾向を示しています。
外国人の労働災害は、日本の労働慣行や日本語が分からないことなどから、作業方法や安全のためのルールが理解されていないことに起因しています。
このような状況を踏まえ、北海道労働局では、外国人労働者の労働災害を防止するため、外国人労働者の安全衛生教育に係る教材として、安全に係るルールを理解するための資料(ベトナム語・中国語版)を作成し提供しています。
外国人労働者の安全衛生教育に当たっては、下記に掲載したリンク先の資料を活用し、外国人労働者の労働災害防止に努めてください。
<北海道で働く外国人の皆様へ(北海道労働局HP)>
https://jsite.mhlw.go.jp/hokkaido-roudoukyoku/content/contents/000526944.pdf
<外国人労働者の安全衛生対策について(厚生労働省HP)>
https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000186714.html
H31.2.20掲載
トラクタ、ショベル等の車両系建設機械等を運転する場合は、技能講習等を終了した者でなければ運転することができません。
正しい運転知識がないまま作業をすると、大きな事故につながります。
農業者の安全を確保して農作業事故を防止するため、技能講習を受講しましょう。
技能講習の受講に関しては、北海道労働局のホームページをご覧ください。